2014.4.19/after TENKAICHI report -

子供の頃想い描いていた夢があった

「この世で一番上手いプレーヤーは誰だろう。どんなプレーをするんだろう。」

目の前でプレーを見てみたかったし、自分がいまどのくらいの位置にいるのか知りたかった


もちろんその当時それに対する答えは見いだせなかったが

   

「FUTEBOLiSTA天下一武道会」はそんなキッズたちへのアンサーを目指す

音楽やアートと融合した最高な舞台で

「一番上手いヤツを決めようぜ」

っていう新しいフットボールカルチャーのムーヴィメント

晴天にもめぐまれ今年も北海道、沖縄、日本各地から
このイベントめがけて横浜まで足を運んでくれたことは本当に喜びと
感謝でいっぱいです

関わってくれたアーティスト、ミュージシャン、スタッフ、選手たち、
来れなかったけど気持ちを送ってくれたみんなに、まずはでかい感謝を


今年は新たにキッズパークを設置

一日中ボールを蹴れるスペース

今年からルースクルーに加入したマーが担当
(MakeSmileProject /ex.湘南ベルマーレ)

子供にとって最高のコーチです

そしてスケートセクションは横浜を代表するスケートクルーB.P.trading。

発信しつづけて横浜のシーンを築いている最高なクルー
キッズとスケートで遊んでくれた
こうやってカルチャー間を飛び越えて一緒にできる事が嬉しい限り

クリエイティブな子供が生まれる
沢山の未来溢れる子供達がたくさん遊びにきてくれた
この中から世界に羽ばたいてほしいな

ほんとうは世界は近い

というかこの日に限っては目の前にいる

世界基準で活躍するアーティストたち

Dragon76

NOVOL

そしてレジェンドアーティスト
Kads MIIDAを迎え決勝の舞台を創りあげるライブペイントセッション
チルタイムは横浜のアーティスト
Chan-Mika
チャンミカの歌を聞くといつも元気になります、最高!

そしてはじまった天下一武道会

MCサワダタツヤ     
DJ FUNNEL / Brakedanse show case Jam Jack Clan

熱気がつつむ


プレイヤーはFリーグの猛者どもが集結
メンツをみるだけでテンションが上がる

ルールはゴール1点、又抜き2点
5点先取で勝敗が決まるストリートルール

10m四方の壁に囲まれた狭い箱の中で対戦

決勝トーナメントはcro-magnonの生演奏で試合が進み、ハイレベルな展開に
オーディエンスはまばたきも許されない

ワンプレーごとにどよめく観客

アップテンポになっていく演奏

音楽とフットボールの即興芸術で会場がひとつになっていく

ただこの天下一、チカラ技ゴリゴリで勝っても賞賛されない。
インテリジェスなプレー、クリエイティブなゴールにこそ賞賛の拍手が送られる。

ここで求められるのはただ1つ「美しく勝つこと」

今年はISSY率いるアビリドーゾが優勝

ISSYは「醜く勝つより美しく散れ」を掲げ

第一回目から出場し、確かなスキルで大会を沸かし続けていた

そんなISSYが、日系ブラジル人シニーニャ(ex.湘南ベルマーレ)と悲願の優勝

ブラジル人特有の勝負へのこだわりやストリートでの上手さが勝敗をわけた

    

次なる展望は、横浜を飛び出し秋に日本ツアーを予定

各地でウズウズしてる同じ匂いのフットボールジャンキーを発掘しにいきます

そしてまた来年、各地の優勝者が集結してバトルする予定
目指すのは真の意味での“天下一”を決める大会


this is street style


そして遊びにきた子供たちが「無限の可能性を感じられる場所」であること
ここからヤバいスキルやスタイルを持ったプレイヤーがどんどん世界に羽ばたくことを夢見て

底辺から頂点へ

せかいは近い

音楽やアートと結びついた新しいフットボールカルチャーのムーヴメント

これから日本の各地に飛び火していくことでしょう


Text by LUZ Director : Sohshi
Photo by Jun(FOOTART)


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