[A Day Of Life]- A. D. O. L -このカテゴリーはフットボールがライフスタイルの一部としてある人たちにフォーカスをあてたアパレルライン。人生における喜びも困難もすべてはフットボールと共にある。そして今もボールが蹴れること、仲間がいることに感謝して、今日もまたフットボールライフ。

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interview with Ryuki Shinozaki

”フットボールがライフスタイルの一部”となってる人にフォーカスするA.D.O.L。今回は一昨年競技としてのキャリアを終えたフットサル界のレジェンド・シノ(篠崎リュウキ)をゲストモデルに迎え、家族とのことからセカンドキャリアやこれからの展望など語ってもらった。

フットサル選手のセカンドキャリア

LUZ / フットサル選手のセカンドキャリアについて、これはフットサル界に限らずスポーツ業界での大きな課題だと思うんですが、新しい時代の生き方みたいなのを多分みんな模索してると思うんで、その辺をちょっと聞いていきたいんですけど。まずは、シノを知らない方のためにも選手としてのFリーグでのキャリアを教えてください。

SINO / Fリーグのリーグ設立初年度2007シーズンに第3クールから湘南ベルマーレに加入してキャリアスタートしました。その翌年からペスカドーラ町田に移籍してそこから2017シーズンまでの10年をペスカドーラ町田で過ごしましたね。結局Fリーグで250試合ぐらい戦いました。

LUZ / ペスカドーラ町田のレジェンドですね。リーグ屈指の左足のテクニシャンとしてフットサル界を牽引してくれましたね。引退しようかなと思った時から将来のビジョンってあったんですか?

SINO / まぁ結構漠然としてましたけど…でもまぁひとつやりたかったのは、やっぱり自分に携わってきた人たちへの『恩返し』はしたいっていうのはすごくあります。でまぁスポーツにも恩返ししたいと思ってて。フットサルというかボールを蹴ることに対して自分が何が発信できるのかなっていうのは常に模索してましたね。

ジャパンオリジナルの確立

LUZ / 今回テーマにしてるセカンドキャリアとしてその辺ちょっと掘り下げて聞きたいんですが、今持ってるビジョンとしてはどういうものなんですか?

SINO / 今ビジョンとしては、まずひとつは、47都道府県周りたいんです、1年間で。クリニックとか、指導で、まずちょっと自分を知ってもらうというか。あとは、やっぱり応援してくれてた人も全国色んなところにいるんで、その人たちへの恩返しじゃないけど…フットサル界に還元できることがまずそこかなと。実はもう横江レオ(元ペスカドーラ町田)とプロジェクトを立ち上げてて、水面下では準備動き出してます。名前も決まっていて『LRCプロジェクト』っていう。
レオ(L)、で俺のリュウキ(R)、でCっていうのはまぁ色々あって、コラボレーションとかチャレンジとかっていう、Cには結構色んな意味が込められてる。硬くならずというか自然体でフットボールを楽しむようなことをまずやりたい。で、実はそこの裏に隠されてるのが、新スポーツの立ち上げっていうのをちょっと考えてるんで、、、。

LUZ / 新スポーツの立ち上げまでとは面白いですね。その狙いの真意は?

SINO / そうですね。まだプロジェクトの準備段階なんで多くは語れないんですが、本当に狙ってるのは『ジャパンオリジナルの確立』。だから監督とかも本当は日本人にしていった方がいいという考え。森保さんが今やってるけど、なんかそういう流れを作るのが一番理想なのかなって。ブラジルで海外の監督呼ばないじゃないですか。やっぱりそれができない限りは日本の代表のサッカーってなんなのって言ったら一生たどり着かないから。

LUZ / 面白いですね。日々そういうこと考えてるんですか?(笑)

SINO / 考えちゃいますね、時間あるとアホみたいに。でも選手の時から結構そういう感じなんですよね。(笑)

A Day Of Life

LUZ / 引退して3年経ちましたがいまの日常[A Day Of Life]を色々と教えてください。

SINO / 今は駒沢の方の、北澤豪さんのサッカースクールで子供たちを教えてます。だいたい週4くらいでスクールコーチとして指導してる感じです。クラスで言うと年少から中学生まであるんで、大体2学年ずつの4カテゴリーを見てて、トータルすると500人近い子供を見てます。

LUZ / すごい数の子供たちと関わってるんですね。それは今後とも続けていく感じ?

SINO / コーチ業は自分のベースなんで、そこは続けながら新たなキャリアに向けて今少しずつ準備してる段階ですね。

LUZ / 住んでる街は選手のときと変わらずですか?

SINO / はい。選手時代からお世話になってる町田に住んでます。もう10年くらいですかね。今子供は5年生と3年生。上は男の子でボール蹴ってますね。

LUZ / 子供と一緒にボール蹴る時間とかあるんですか?

SINO / 今は時間もかぶらないから、なかなか。土日もクリニックの講師に出ちゃうことも多いから、なかなか親子で蹴るっていうのはなくて。やっぱり一緒に蹴るっていうのはすごく大事だと思うんだけど、自分がそう育ってこなかったから、なんかもっと友達と交友を持ってほしくて。色んなことをやって色んなものに興味を持ったからこそ、色んな感性が生まれてくるかなっていう。親との時間よりもそっちの方が大事だな…っていうのが僕の持論というか。

LUZ / じゃ、子供にサッカー教えて?とか一緒に蹴りたいって言われたら?

SINO / いや、俺は基本的には蹴らない。っていうスタンス。なんかやっぱり親が関与することじゃないかなって。”感性は自分で磨くしかない”と思ってるから。今YouTubeがあったりとかネットで観られる状況もあるし。まぁ毎日毎日帰ってこないくらいボール蹴り始めたらちょっとやろうかなとは思うけど、まだそこまでの熱がないから、それを自分からなんか仕掛けていくのも違うのかなって俺は思っちゃう。

LUZ / フットサル選手のセカンドキャリアで、10年後、またその先までに何かやっておきたい夢・目標をちょっと最後に聞かせてください。

SINO / やっぱり夢は、10年あったら色々動かせると思うんですよね。だから、もっとフットボールが好きでたまらない人間をどれだけ作れるかっていうのと、やっぱり日本のサッカー界が動くようなことがしたいかなっていう。あとはまぁ憧れはやっぱりもうブラジルのおじさんみたいに楽しんでボールを蹴れてる自分がいたら、それはそれで幸せかなって。いい歳のとり方したいなっていうのはありますね。