Talkin’ about Ryosuke Nishitani

フットサルワールドカップがパンデミックの影響で中止になって1年。その他のスポーツ同様フットサルも不安な1年を過ごしてきた。そしていよいよ9月リトアニアで1年越しのフットサルワールドカップが開催される。前回2016WC予選で敗退しWC出場できなかった悔しさを知る西谷良介選手/通称 ”パッシャン ”に、自身の今大会にかける想いをインタビュー。(2021.Aug.interview)

Passyan/ パラグアイ代表とは北海道で試合をして、2-3で敗れていますし、スペイン代表とも試合をして、圧倒的な力の差を見せつけられました。2チームとも強度は非常に高く、その感覚というのは肌で味わったからこそ得たものもあります。なので、そういった部分は敗れはしましたがW杯グループリーグでは活かせると思うので、良い準備をして望みたいと思っています。

Passyan/ そうですね。35歳なんで年齢のところもありますけど、リカバリーの部分もおろそかにしちゃいけないなっていうふうに感じたタイミングもあって。それこそいままで食生活を自分なりに意識はしてましたけど、より意識を向けるようになりました。今までの経験や感覚から取捨選択出来るようになったからこそ、より良いコンディションに近づいてきている感覚はあります。

Passyan/ そうですね。一つの自分の夢でもありますし目標でもあるんで。そこにたいして悔い残したくないですし、年齢的にもラストチャンス。自分は前回のWC予選で負けて出れなかった悔しさを知ってる分、WCで結果を生むことが「日本のフットサル界の現状を打破して前に進むことが出来る」キッカケになると思ってるんで、色んな方向からパワーをもらいながら自信をもって望みたいなと思います。日本のフットサルの発展の為にも全身全霊を捧げて戦ってきます。

Passyan/去年からメンバーも変わることなく、そんなに大きく変わったって事はないし、環境面でオーシャンアリーナじゃなくなったって部分はありますけど。そこの環境面が変わったからといって、そうゆう危機感とか緊張感とかがなくなったとかはなくて、逆にそれを言い訳にしないし、しちゃいけない部分。少しでも隙があれば、そこを相手チームはついてくる。どんな環境や状況であれそういった隙を見せてはいけないと思っています。そういった意味でも名古屋オーシャンズのアイデンティティを継承し、途絶えさす事は許されないと強く感じます。環境が変わったからといって何も変わりません。よりタフにならいといけないといけないという気持ちも生まれています。