[コーチの為のウェア作り]

ルースは2020シーズンから「コーチの為のウェア作り」を始めました。それはルースの企画チームがジュニア世代の練習に通ってる中で誕生したプロダクトです。
コーチたちは太陽がサンサンとさす炎天下の日も、雨の降る中でも、風の強い寒い日も変わらない情熱で、下の学年から上の学年まで1日の長い時間屋外で指導し過ごしています。
それは見た目以上に過酷な仕事です。子供達が集中して取り組める練習メニューを考える、全員に目を配る、集中してない子に声をかける、休むまもなく戦術ボードを使ったり、大きな声で子供達をまとめ上げる。水をゆっくり飲む間もなく、ポケットに入ったペットボトルで、シルエットがパンパンのポケットがその真剣さを物語っていました。
そしてこのコーチたちをサポートできる、よりスタイリッシュで機能を追求した「コーチのためのプロダクトを製作したい!」という思いで誕生したのがTHE WORKING MAN[TWM]なのです。

TWM

INSPIRATION STORY
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INTERVIEW with
Football Coach

コーチ達のリアルを届けたい!という思いから、神奈川のLuz Culture Shopと同じ地域にあるサッカーチーム大豆戸FCに協力してもらいリアルな現場を撮影。そして小学生からジュニアユースそしてトップチームを含め約400名ほどが所属する大豆戸FCで約10年のコーチ歴になる人生経験豊かな森下コーチをゲストに迎えコーチになった経緯から揺るぎのない哲学まで語ってもらいました。

Ryo Morishita
MAMEDO FC
coaching Staff

ドロップアウトからはじまった

LUZ / まずは森下さんの生い立ちと言うか、サッカーとの出会いとは?

MORISHITA / 東京の世田谷の団地で育ったよく居る団地っ子でした。小学校時代は特にチームに入ってる訳でもなくサッカーは遊びでしたね。鬼ごっこしたり、ケイドロしたり、その中にサッカーもあるみたいな。あとは、結構自分の中で覚えているのが、たまたまボクが行ってた小学校で放課後遊んでいた時に、元プロのサッカー選手でブラジル人のマリーニョと言う選手が遊びに来てて。子供心ではその人が誰なのか知らないけど、なんかよく学校のグラウンドで一緒にサッカーとかやってくれたりして「サッカーって楽しいなー」って思ってましたね。

LUZ / すごい!いきなりブラジル人と触れ合っちゃったんですね。それからどうなるのですか?

MORISHITA / 中学はサッカー部に入って一応3年間楽しく頑張りました。で高校は推薦でサッカーの強豪校に行ったんですが、上手く馴染めなくって1年でやめちゃって、そのまま高校も辞めちゃいました。そこからは働かなきゃいけなくなり、鳶とか色んな仕事しながら、ちょっと遊んだりして過ごしてました。そこから18歳か19歳くらいの時にスノーボードに出逢って、20歳になるくらいから本格的にスノーボードをやるために、雪山でバイトしながらスノーボードをやる日々を過ごしてましたね。

LUZ / 高校やめていわゆる普通の道はドロップアウトしたんですね。スノーボードはどのくらいやられたんですか?

MORISHITA / 6〜7年は真剣にやってましたね。自分としては、スノーボードで行けるところまで行きたいなってあったんですけど、でもなんか若い子達がいっぱい出て来て、そういう子達見ているとちょっと、頭がおかしい奴らとかいっぱい居て、なんか俺はもう無理だねーって笑。そう言うのもあったので、元々サッカーは大好きだったし、サッカーとは離れた生活をしてたんですけど、同じスポーツという意味ではスノーボードが逆にサッカーにも役立つのではないかとも思ったので、いまから12〜3年前になるんですが大豆戸FCの門を叩きコーチとして指導者のキャリアがスタートしたっていう感じです。

LUZ / なるほど、高校をドロップアウトしてまた新たな人生ストーリーが始まったんですね。指導者という仕事をする上では、その人生経験の豊富さが魅力的ですね。弱い立場の人の気持ちがわかるってコーチに限らず、指導者としては大切な側面ですよね。
ちょっとルースの話をしちゃうとウチのブランドの創設クルーもドロップアウトしてるヤツばかりで。だからボクらは、そういうアンダーグランドと言うか、『陽の目を見ない奴らに光を』って言うのがルースのコンセプトの一つにあって。ドロップアウトしても、色んなことを経験して今輝いて生きている人ってたくさん居るんだってことをフューチャーしたいんです。紆余曲折ある人生って、その渦中の時は大変だけど、歳をおって振り返るとそれがその人の魅力だったり、言葉の重みになって行きますよね。

サッカーとスノーボードの関係性

LUZ / そう言った意味でもスノーボードとサッカーの関係性みたいなのがあれば教えていただけますか?

MORISHITA / なんか関係性は人それぞれ違うのかも知れないけど、僕はスノーボードをやってる中で、改めてサッカーも携わったことで共通してるなと思った事は『判断している』という部分。サッカーはボールがあって、味方がいて、相手がいて、その中で協力をしてゴールを奪うとか、ゴールを守るとか、そういう所を色んなものを見ながら判断してプレーしていくスポーツ。スノーボードは個人スポーツなんですけど、滑っている間に山と、山の地系だったりとか、雪質がその日によって違ったりもするし、それによって、滑って早いスピードの中でどういうルート、コースで行こうかだとか、このコースでこういうコブがあるからここで何しようとか、なんかそう言う『判断』、早いスピードの中で、判断とかジャッジ、自分の中で決定していく事が凄く共通する部分かなって思います。

LUZ / なるほど。ひとつ判断をミスると大怪我になりますよね。そういった意味での「動体視力」は自然の中で培われますよね。

MORISHITA / そうなんです。あと『遊び心』の部分というところはなんか凄いサッカーもスノーボードも共通するように思いますね。遊びがあるところが楽しいと言うか、ガッチリこれしなきゃいけないとかでは無くて、サッカーもどこか自由な部分があるし、スノーボードも自由なとこがある。それを『自分で表現出来る』っていうのは凄く魅力的で共通する良いところだなーと思います。

LUZ / 間違い無いですね。「地球とボールで遊ぶライフスタイル」をテーマに掲げるブランドとしては同感でしかないです。笑

自分の意思でやるから楽しい

LUZ / 指導者としてのこだわり、意識している点はどこですか?

MORISHITA / やっぱり『サッカーの楽しさを子供達に伝えていく』って事が一番ですかね。僕らがやってた当時の中学や高校って、やっぱりちょっと強制的に走らされたりとか、上下関係が厳しかったり、なんか楽しくないな、みたいな事もあったりして。今の時代だと親に怒られないようにやってるみたいな子もいて。そうじゃなくて『サッカーはやらされるのでは無くてやるもの』だと思うんで、なんでもそうかなと思うんですけど、自分でやる事に対しては責任が出てくるし、『自分の意思でやるから楽しい』んじゃないかなって思うんで、やっぱそう言う意味ではサッカーの楽しさって言うところは子供達に伝えていきたいなと常に思っています。

LUZ / 幼稚園児から始まりジュニアから大人になるまで、年代によってもサッカーの楽しみ方も変わって行きますよね。

MORISHITA / そうですね。やっぱり世代、年代によって楽しさって変わってくると思うんで、サッカー始めたばっかりな子達はボールに触れる事が楽しかったりとか、友達と一緒にボールを蹴る事が楽しかったりとか、多分そう言う楽しさがあって、でもそれが少し、中学生とか上の年代になったりとかして、よりちょっと競技思考になると、いかにその試合に勝つかって事が楽しいって感じる部分になってきたり、その辺は子供だったり、選手が何に楽しさを見出しているのかなとか、そんなところを意識しながらサッカーの本来の楽しさを伝えていきたいなと常に思っています。

TWM着用感

LUZ / 最後になるんですが、ルースのウェアTWMシリーズをこの1ヶ月間テストとして実際現場で着用してもらってコーチしていましたよね。使用感など率直な感想はいかがですか?

MORISHITA / プラシャツの方は、僕的にポケットが良くて、他のスタッフにも「ここのところにポケットがあるのが良いよねー」とすごく評判もよかったです。真夏で汗をかいてもドライで快適に過ごせました。

LUZ / 短パンはいかがでしたか?

MORISHITA / 短パンはちょうど好きな丈のサイズで、膝もちょっと出るくらいな感じの方が好きなんで、丈の長さも良かったし、ポケットもサイドにも付いててたくさんあるのが気に入ってます。ホイッスルや携帯はもちろん水のペットも入るので、なんか色々と入れておこうみたいな事できますね。

LUZ / トップスのジャケットはいかがでしたか?

MORISHITA / 上着も雨が降っても染み込んでこないのが最高です。雨や風の中での指導って子供達は動き回ってるけど、指導者って基本立ってるだけなので雨風の日は本当にしんどいんですよ。このジャケットがあればその不安もなく指導に集中できますね。ポケットも大きく作戦ボードが入るように設計されてると聞いて驚きました。コーチ目線でよく考えてあるジャケットだなと思います。これで値段がリーズナブルなら最高なんですけどね。笑笑