独学にて絵を描き始め、その後本格的にアーティスト活動を開始。以来、様々な手法の作品を制作しながら、クライアントワークを数多く手掛け、壁画制作や個展、ライブペインティングなどでは国内外を飛び回り、人との出会いを大事にしながら作品を各地に残している。その後、活動の10年をまとめた作品”ten.”出版。さらなる高みを目指し進化を続け、今年は新たなチャレンジに向けて日々作品を作り上げている。
ルースとの出会いは?
2006年から2007年かな?俺は当時、まだ普通に仕事をしていて趣味で描いている時に、愛知県のどっかに友達と遊びに行った時に偶然、イベントを開催するため愛知に来ていたソーシ(LUZ Director)やルースクルー達と知り合いました。まだ当時、たしかルースを起ち上げたばっかみたいな時で、Tシャツを何パターンか刷っていたみたいな感じで、本当にお互いやり始めたばっかみたいな時期に出会いました。かれこれ17年前。当時はみんな「これからやっていくぞ!!」みたいな感じで勢いありましたね。
ルースと浜松の関わりは?
ルースとは、その後すぐ横浜のイベントに呼んでくれてライブペイントしたり、コラボ商品をデザインしたりと色々と一緒にやるようになりました。LHS(ルース浜松)との関わりで言うと、3年前のアグレミーナ浜松のユニフォームデザインがキッカケですね。
2020年の新年の正月明けの時に、俺がルースの事務所に遊びに行って、「何かユニフォームのデザインをやってみたい!」みたいな話をしたら、ソーシに「やっちゃうっ?!」て言われて 、「やるっ!」てなって、そこから アグレミーナ浜松のユニフォームデザインが始まりましたね。自分の作品がプロスポーツチームのユニフォームとして選手が着ているっていうのがテンション上がりました。ましてや昔からのルースの仲間のリン(野嶋リン元選手)や、ターちゃん(田中トモキ選手)も選手として在籍してたり、知っている選手が着て試合で戦ってるのを観れて、思い入れ深いですね。
浜松に描いた巨大壁画について
何か浜松ってブラジル人が多いイメージがあって、南アフリカワールドカップ前の2009年に、浜松の街中にでっかいマラドーナの壁画を描いたたんです。その時に通りががりのブラジル人にすげえ野次られて「なんでペレ描かないんだ!!」みたいな、、、(笑)。それを覚えていて、後から聞いたら、この地域はブラジル人がすごい多い地域で、なるほどなみたいな。(笑)
今回のコラボアイテムについて
新しいLHS(ルース浜松)のイメージとしては、「コラソン」というテーマをもらって、ブラジル感満載の世界観を表現しました。とりあえずド派手にしたくて、ソーシがブラジルに行って撮ってきた写真とブラジルをイメージしたボールのデザインを、コラージュして作品にしました。自分的にもルース浜松のイメージをバッチリ表現出来て、仕上がりもいい感じで気に入ってます!!
今後の展望は?
今までライブペインティングで全国を回ってましたが、自分も歳をとって、そこからさらに次のステップとしてクオリティの高い作品を作って、それを発表していくっていうルーティンを作りたいと思ってます。あとは今まで通りでっかい壁画描いたりとか、やっぱりそこは変わらず、ずっとやっていきたいです。あとは昔からの仲間たちとまたモノを作ったりとか、そういうのもやっぱり続けていけたらなと思ってます。お互いみんないい歳を取って、またどんどん渋みも増していくだろうし、末永い付き合いで、今後ともよろしくお願いします。(笑)